近頃のAS/400まわりで聞くようになった用語を調べてみた。
AS/400自体の用語ではなく、AS/400を今後どう使っていくかということに関連して様々な用語が組み合わせて使われているのを見かけるようになった。
これらの用語の元来の意味を調べてみた。
AS/400と組み合わせるときはオープン系への移行の意味合いが強いように感じるが、一般的な意味はこれ。
マイグレーションとは 〔 移行 〕 【 migration 】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
モダナイゼーション
これは、前述のマイグレーションとは異なり、AS/400と組み合わせるときは、AS/400上の最新アーキテクチャーにリソースを置き換えることや、AS/400をDBサーバーとして使い、インターフェースはWeb化することなどが含まれているように感じる。
元来の意味は以下。
モダナイゼーションとは 〔 ITモダナイゼーション 〕 〔 システムモダナイゼーション 〕 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
棚卸
AS/400だけでなく、情報システムとの組み合わせの際はシステム資産の中身を明確化する、不要資産の洗い出し(在庫チェックのように)などを表す。
元来は流通用語なので下記の通り。
可視化(見える化)
AS/400と組み合わした際はブラックボックス化、属人化したシステム資産に対し、設計書の復元を始めとする設計・資産情報を図解化、定量化することなどを表す。
元来は製造業の工程などで使われるケースが多い用語。
コンバージョン
従来、システム用語としてもデータやプログラムの変換の意味で良く使う用語。
AS/400と組み合わせる際は、前述のマイグレーションやモダナイゼーションに伴う、言語変換やデータ変換など資産の変換を差すことが多い。
ネット広告業、不動産業などで微妙に意味が違っているらしい。
コンバージョンとは 【 conversion 】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
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所変われば、なんちゃらですね。